北海道ツーリングの、中盤の３日間（２３～２５）の話。

満を持して北に向かう。
そう、野寒布岬のウニ丼が俺を待ってるぜ。

８／２３日。晴れているが、霧が少し。

阿寒湖方面を回って、阿寒湖付近かサロマ湖あたりに向かう予定。

雨雲が西から東に移動しており、逆方向に進む自分と交差する。
うまく切り抜けられれば良いのだが・・・。

５時過ぎに自転車７人組が準備を始め、それにつられて周りの人も出発準備、それで起きてしまう。

睡眠時間は十分だが急いで出発する必要が無いのでblog作成、アップロードしてから出発。

出発時、宿の周辺には霧が出ていたが、知床峠に向かうと晴れてきた。

知床横断道路(R334)。山道をどんどん上がっていく。

知床峠。羅臼岳がよく見える。

前回の北海道ツーリングでは霧の中だったので、今回は見晴らしが良くて最高だった。
ここはトイレと駐車場しかないのが残念だが、自然保護を考えるとしょがないのかな。

ちなみに、Docomoは圏外だった。（AUは使えた）

知床横断道路を下ってると、鹿の親子がガードレール脇（外）に居た。
この辺は、普通に熊も住んでる。

走ってると、知床五湖という看板があり、展望台が気になったので寄り道。
駐車場が有料で、支払ったからには腹を括って時間はかかるけど散策コースに出ることにした。
（展望台往復は４０分、散策コースは９０分）

朝食は、鹿肉バーガーで腹ごしらえ。ミンチ肉なので、普通に美味しい。
北海道限定、ハスカップのいろはすが美味しい。（甘酸っぱい感じ）

遊歩道へ出る前に、ビデオを見て簡単なレクチャー。
そこで、熊が出るぞとかなり脅される。

知床は熊の生息地で、保護区なので熊が出ても殺さない。
動物の生息地にお邪魔する感じだそうで。

知床五湖、散策路。普通の山道、熊が出たらヤバイ。

自分が散策したのは９時過ぎだが、熊は人を避けるので
実際には朝一のグループ以外はリスクは少ないんだと思う。

結局、動物は鳥と鹿を見ただけだった。

五湖、山や森の映り込みが美しい。

二湖、山に雲がかかってるのが残念。

一湖へは、バリアフリーな木道が整備されている。
高架木道は電気柵(7000V)が張ってあるので安心。

世界遺産の知床を満喫するなら、是非自分の足で歩くことをオススメ。
もちろん、木道で１湖でも十分な景観を見ることが出来る。

知床を出た後、ウトロの7-11で軍資金調達。
今はコンビニATMで手数料がかかるけど、何処でも金を下ろせて便利だ。
（数年前の九州ツーリングの時は、一部コンビニのみATM対応だったけど）

オシンコシンの滝。近くで見ると迫力がある、幅広の滝。

斜里から南に入り、R334を西へ。空はどんより曇り空。
道道249で美幌国道へ入ったら、雨が降ってきた。

早めに雨具を着たけど、足カバー付けるのを渋ったのが裏目に出て靴が浸水。

美幌峠。真っ白で何も見えない。

ほたてラーメン味噌、冷えた体に暖かいものが美味しい。

1200円と高いが、ホタテがゴロゴロ入ってて美味しい。
（ラーメンとしては普通かな～）

ご飯を食べ終わると、霧は変わらないけど雨雲は移動してた。

峠を下りると霧も晴れて、雨も止んでた。
屈斜路湖が見えてきたが、そのまま走って阿寒湖方面へ。

阿寒横断道路(R241)。峠部分は常に赤線だが、数台は道を譲ってくれた。

途中、阿寒湖を見下ろせる展望台があったのだがスルーしてしまう。
時間も押してるので、オンネトーまで突っ走る。

オンネトー。青っぽい湖面が美しい。

オンネトー。阿寒富士を臨む。

季節や時間によって色が変わるのが有名な池だが、
最も青くなるのは、夏の午前10時頃らしい。

到着したのが午後4時頃だったのは残念。
次に来る機会があるなら、午前中には来たいところだ。

R240を北上、道道27を経由して北見へ。

展望の湯(温泉)に入ろうと、向かうも定休日。
もう１カ所に行こうかと思ったけど暗くなったので断念。

今日の宿は、北見セントラルホテル。
北見にある楽天トラベルで最安値（3950円）の宿、さすがにボロイ。

ざっとシャワーを浴びて夕飯へ。
徒歩で15分ほど歩き、地元で有名という回転寿司に向かう。

回転寿司、トリトン。ネタが大きい。

めちゃ食った。14皿、1椀、2ビールで3794円。
あまりの食い過ぎに、ホテル帰ってすぐ就寝。

走行距離 368km

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翌日、８／２４日。天候は曇り

サロマ湖を経由して、最北端の宗谷岬、稚内まで向かう予定。

早く寝たので、早朝に起きてWeb閲覧。
音楽をかけながらサイト見てると、PCが固まってブルー画面に・・・。

OSを再起動しても、すぐにブルー画面。DOSプロンプト起動も不可なので処置なし。
これで、旅行中のblog更新が不可になってしまった。仕方ないね。

ホテルを出て、道道7を北上してサロマ湖へ向かう。
雨がポツポツと降っているので、念のため雨具装着。

道の駅サロマ湖にて、朝食はホタテカレー。
450円と安いわりに、ホタテがゴロゴロ入っててお得な感じ。

海苔ソフトやホタテソフトがあるけど食べず。
朝からソフトクリームも何だし。（つうか、寒いし）

サロマ湖展望台、ここだけ霧に包まれて真っ白。

展望台までダートを10kmほど走ったが、フラットだと苦も無く走れるのはオフ車ならでは。
でも、バイクが跳ねた泥でドロドロになってしまったが。

コムケ湖畔のダート(7km)、海と湖の間を走る。

一部ダートの道があるけど、オフ車だと気にせず入れるのが良い。

雄武町で昼食。道の駅のレストランがしょぼいので、町の定食屋へ。
ポークチャップ、濃い目の味付けでご飯がすすむ。

エザヌカ線。草原の中を、まっすぐな道が通っている。

ここが今回の北海道ツーリングの中で、印象に残った道。
広々とした荒野の中を走る一本道で、北海道らしさを満喫できた。

宗谷国道(R238)、丘陵地帯が印象的

宗谷岬手前の出光で最北端給油をして、2012年の証明書をゲット。

宗谷岬。ここは24度で涼しい。

高台にある宗谷岬公園から。海の色が灰色っぽい感じ。

夕飯にウニ丼を食おうと野寒布岬へに向かうも、樺太食堂は閉店（生ウニ切れ）

ショックを受けつつ、今日の宿である みどり湯へ。
銭湯併設なので、まずは風呂に入る。

その後、近所のジンギスカン屋へ。

ジンギスカン、そこそこ美味しかった。

みどり湯では、宿泊したライダーが全員集合して自己紹介＆歌を歌う。
松山千春の「大空と大地の中で」を熱唱。

この日は、自転車で北海道を走ってる人の苦労話を色々と聞いた。

走行距離 374km

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翌日、８／２５日。天候は晴れ

とりあえずウニ丼で、その後は南下して旭川あたりを予定。

樺太食堂の開店時間が8時のため、7時半頃に宿を出発。
再度、野寒布岬へ向かう。

天気は良いけど、最北端だけに涼しい。
利尻島が綺麗に見える。

ウニ丼を食いに行くも、8時過ぎても樺太食堂に開店の気配が無い。
しょうが無いので、隣にある食堂で海鮮丼を注文。

9時頃に食い終わり店を出ると、樺太食堂が開いてた。
少し迷ったけど、ここのウニ丼を食う事が目的の１つだったので入店。

小さいどんぶりもあったけど、最強ウニ丼を食うしか無いだろう。

樺太食堂、ウニ丼(4410円)

隣の食堂に較べて値段は高いけど、味が良い。
イクラはプチプチ度がかなり違ってた。
でも、朝からどんぶり２杯は厳しく、ご飯を少し残した。

9年前に食ったヤツは3000円だったけど、それよりウニが多いので良いか。

サロベツ原野を走る、道道106。右は利尻島

この道も、北海道らしさ満載で楽しい。
風車が並んでるのも圧巻。

途中、道道109で東に抜けて音威子府。

名寄付近の道道252を走る。
前に来たときはヒマワリ畑が見事だったけど、
今回は収穫済みで何も無かったのは残念。

前回と同じく、道道101を使って南下。

道道101にて、キタキツネが３匹。

車道に出て危ないので、クラクションで道の外に蹴散らしておく。

道道101、正面に見えるコンクリートは岩尾内ダム

当麻鍾乳洞。入場料 500円

内部は涼しく、鍾乳石が垂れてる。
だけど、歩ける範囲が狭いのが残念だった感じ。

今日の予定は終了で、旭川泊の予定だったけど、
少し時間があったので、明日の予定を前倒す。

旭川北ICから高速に乗って深川西ICへ。

北竜町のヒマワリ畑。100万本あるらしい。

ピークは8月中旬らしく、既に7割ほどは枯れてた。
それでも、一面のヒマワリ畑は見応えがあった。

お約束？的に、ひまわりソフト。
ひまわりの種が入ってて、ちょっと香ばしい種の味がする。美味しい。

高速に乗る前に、北竜町にある温泉、妹背牛温泉に寄る。
500円と安いが、お湯も設備も申し分なし。

上富良野の宿を予約したけど、雨雲レーダー見ると降ってそうだったので雨具着用。
でも、結局降られること無く宿到着。

宿はライダーズハウス クレッセ。綺麗な宿でした。
夕飯はコンビニ弁当とビール、同室の人と雑談しながら。

高速を使ったのもあるが、ちょっと走りすぎ。

走行距離 479km（次の日）

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