2014年11月14日 : 秋の京都 ( 5.旅行・遊び )

紅葉と言えば 秋の京都!って事で、就職前に京都へ紅葉を見に行ってきた。

去年の夏に欠航で行きそびれた保津川下りと、旅行後に知った夜の伏見稲荷神社がメイン。
そして、行きは新幹線だが帰りは深夜バスにした。水曜どうでしょうフリークとして体験したかったのだ。

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11月12日(水)曇りのち晴れ

今日の予定は、新幹線で京都入り・保津川下り・嵐山散策な流れ。

7:40発の新幹線のぞみに乗り込む。
始発駅の東京なので、自由席で普通に座れる。

朝食はおにぎりセットに缶ビール!旅は楽しいね。

10:00に京都に到着、そのまま亀岡に向かう。
亀岡駅から川下りの桟橋まで徒歩8分、案内が多くて迷わず到着。

受付で料金4100円を払うと、順次出船で 20分ぐらい後だと案内される。
トイレを済ませ、土産屋を見つつ時間をつぶす。

店員から「船の上でお食事出来ます、ビールどうですか?」と言われるが
この寒さでトイレ無しの船上でビールは怖いだろう・・・。

けど、終盤か嵐山で飲めば良いかと地ビール「保津川下り」購入(笑)
(船上は狭くて、あまり飲食には向いてなかったりする)


船が並ぶ、桟橋の様子。1艘 30人乗り 全長12mらしい

船に到着すると、名前を確認して着席させていく。
自分は中央の右端、なかなか良い席だと思う。

1人で乗船する場合、最後に行くと右端が確実と思う。
左端はポールがあって、撮影するには邪魔という話もあるし。

座って救命ベルトを装着(紐を引っ張ると膨らむヤツ)
これから、16kmを 100分かけて下る。

船頭は3人、動力は無く人力の船だ。
3人はそれぞれ、櫂引き・竿さし・舵取り を交代しながら行う。


先頭が 竿さし、その後ろに 櫂引き。最後尾に 舵取り

体力は 竿 > 櫂 >>> 舵で、技術は 舵 >>> 竿 >>> 櫂らしい。
増水時でも安定して舵をとれる様になるには、10年かかるみたい。

今日の水量は少なめで、たまに底打ちするとのこと。
船頭が色々と話をしながら、場を持たせていく(ジャングルクルーズ的な)。


トロッコ電車と遭遇、手を振るのは基本?(1時間に1本なので、2-3回逢うはず)


見頃な部分を指さす船頭。ピークはもう少し後だったかな

ここまで流れの速い川で、このサイズの船で川下りをしてる所は無いみたい。
そういう意味でも、一度乗ってみる事をオススメする。


トロッコの線路沿いに、綺麗に紅葉した木々

嵐山に近くなると流れが穏やかになり、到着10分ほど前に屋台の様な船と連結する。
いか焼き・焼き栗・おでん・あま酒・コーヒー等を販売する。


船上から見た嵐山、もう少し

予定通り?、約100分で嵐山に到着した。
既に12時半ということで、昼食を求めて渡月橋方面へ歩く。

豆腐懐石的や湯豆腐が有名ぽいが、高すぎるし並んでる。

しょうが無いので、コロッケを2つ購入して 地ビールで乾杯!
買った店の嵯峨野コロッケは、コロッケコンクール優勝で有名だった模様。けど、味は普通(笑)


嵐山のシンボル渡月橋、沢山の観光客で賑わう

空いてるラーメン屋があったので、京都しょうゆラーメンを食うがイマイチ。
そして抹茶ソフトクリームを食ったりと、さすがに食い過ぎ。

歩き食いが充実してて恐ろしいぞ、嵐山(笑)

トロッコ嵐山駅を経由し、紅葉で有名な二尊院へ向かう。


嵐山公園の紅葉。展望台から、保津峡とトロッコが見えた


トロッコ嵐山前の池、映り込んだ紅葉が綺麗

池の畔に御髪神社があり、絵馬には「毛根成就」「発毛よろしく」「現状維持」「増毛祈願」など(笑)
ヘアデザイナーやスタイリスト志願の人も居たり、髪は色々と需要があるよね。

小銭をフル動員して、しっかりお祈りしておいた。
俺の髪も、あと10年ほど頑張って欲しいぞ。

二尊院の手前に常寂光寺があり、思わず吸い込まれてしまう。

・常寂光寺(じょうじゃっこうじ)
 日蓮宗の仏教寺院。百人一首で詠まれる小倉山の中腹にあり、境内からは嵯峨野を一望


苔に覆われた境内が素晴らしい。夏は緑に覆われるみたい


多宝塔。なかなか見頃な感じで良かった

少し歩いて、二尊院へ。

・二尊院(にそんいん)
 天台宗の寺院。二尊院の名は、本尊の「発遣の釈迦」と「来迎の阿弥陀」の二如来像に由来


総門を入った「紅葉の馬場」と呼ばれる参道は紅葉の名所


本堂近くの綺麗な紅葉。女子学生が多かった


みたらし団子を食いつつ休憩

予定をこなしたが、少し時間が余ったので仁和寺に行くことにした。
日没まで時間が無いので、タクシーを捕まえて移動し 16時に到着した。

・仁和寺(にんなじ)
 真言宗御室派総本山の寺院。世界遺産。徒然草にも登場


宸殿の北庭から、五重塔を見る


五重塔、紅葉も良い感じ

仁和寺から宿に移動しようとGoogleMapで調べると、花園駅まで歩くのが安いみたいだ。


思わず撮影。地名が御室(おむろ)なので、オムロンなのね・・・

宿に到着して少し休憩した後、近所の温泉銭湯へ向かう。

風呂に入った後、夕飯はステーキ屋でリブロース225gにしてみた。
エイジングビーフだからか、脂肪が甘くて美味い。


島原大門。町を歩いてると、史跡っぽいのに出会う京都

コンビニで酒とつまみを購入して、宿で少し飲んでから寝た。

○ 今日の宿「やまと旅館」素泊まり:4600円

可も無く不可も無くな安宿。チェックアウトが9:00と少し早い


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11月13日(木)晴れ

今日の予定は、東寺・清水寺・東福寺・伏見稲荷を周り、夜行バスで帰る流れ。

9:00にチェックアウトし、梅小路公園経由で東寺に向かう。


紅葉が終わり気味の公園だが、天気は快晴!

宿から18分ほど歩いて、東寺に到着。

・東寺(とうじ)
 東寺真言宗の総本山でもある。教王護国寺(きょうおうごこくじ)とも呼ばれる。世界遺産。

境内に入るが、ちょうど五重塔は逆光で撮影が厳しい感じだ。
午後の方が良い写真が撮れるんだろうな。


五重塔と境内の池。紅葉ピークはもう少し先か

東寺からバスで清水寺へ移動、何度か使いそうなので1日乗車券にしてみた。
さすがに人が多い。外国人と修学旅行生だらけ。


大谷本廟へ続く橋。なかなか情緒溢れる

坂道を登って清水寺に到着。


清水寺の定番写真、奥には京都タワーが見える

ちょっと奥にある清閑寺にも行ってみた。
なかなか風情のある場所だったが、紅葉は今ひとつな感じ。


境内の紅葉の様子、そこそこ見頃かな

清水寺を出て、参道の坂を下る。
もうすぐ12時ということで、昼食場所を探しつつ歩く。


三年坂、観光客で賑わう

今回は参道から外れて、三年坂〜二年坂の方へ。
ここも観光客向けの店が並ぶ。

有喜屋という蕎麦屋が良さそうだったので入る。
まぁ、生ビールがあれば何処でも良いのだが(笑)


天盛りざるせっと 1680円

蕎麦は普通かな。ちりめん山椒の乗ったご飯が美味かった。
もちろん、ビールが最強(笑)

店を出て路地を歩いてると、舞妓コスプレ 4人組が。
清水寺に近いからか、舞妓変身店や和服貸出店が多いみたいだ。


八坂神社、着物女性が多かった。レンタルなのかな

予定よりもかなり前倒ししてるので、醍醐寺に寄ることにする。
東山の駅まで歩いて、そこから醍醐駅まで地下鉄で。

駅に萌えポスターが貼りまくってある、京都の地下鉄。


地下鉄の萌えポスター(左から太秦萌、松賀咲、小野ミサ)

・醍醐寺(だいごじ)
 真言宗醍醐派総本山の寺院。世界遺産。醍醐山(笠取山)に200万坪以上の広大な境内をもつ

醍醐駅から少し歩いて、醍醐寺に到着。入口の紅葉は終わり気味。


弁天堂。赤い橋と紅葉って素晴らしい

一回りした後、山の上にも寺社があるみたい。
最初は行く気だったが、山頂まで 60分の表示にビビる。

まだ14時だし、何とかなるだろうと登ることにした。
なお、入山料 600円かかる。

少しハイペースでどんどん登ると、30分かかる滝に15分で到着した。
楽勝か?と思ったけど、疲れてペースダウンして山頂到着まで結局 45分かかった。


山頂からの眺め。遠くには大阪の高層ビルも見える(逆光だったが)


如意輪堂と山頂周辺の紅葉。陽が傾いてる


五大堂。山伏の銅像の前には、封印っぽい感じの木蓋が

山頂周辺の寺社を周り、醍醐水(湧き水?)を飲んで休憩。
20分ほど滞在した後、一気に下まで降りた。

下りは25分ほどで、入山から90分かかった。
登山するつもりは無かったのだが、ガッツリ疲れてしまった。

次は東福寺と思ってルートを調べようと思ったが、そもそも閉門時間やばいんじゃ?と思って調べたら
拝観受付終了まで20分だった・・・(タクシーで25分の距離)

通天橋を見たかったけどしょうが無い、休憩してから伏見稲荷に向かうことにした。
先に東福寺に行けば、全て回れたのだが後の祭り。

醍醐寺の茶屋は既に閉店な雰囲気だったので、醍醐駅ビルのフードコートへ。
大判焼きとカレーパンを購入し、カフェラテを飲みつつ休憩タイム。

地下鉄とJRを乗り継いで、稲荷駅に18時頃に到着した。
既に真っ暗だが、観光客はそれなりに居る。


夜間も照明があるので灯りが無くても歩ける

千本鳥居まで居た人影は、三ツ辻を超えるあたりで居なくなる。
無人の通路を、鳥居をくぐりつつ灯りを頼りに歩いて行く。


鳥居の隙間から光が漏れる、独特の雰囲気

なお、道中のトイレは全て封鎖されており茶屋のベンチも全て無い状態だった。
夜に散策する場合は、注意する必要があるだろう。

ベンチぐらい出しっ放しでも良いんじゃ?と思うんだが・・・。


四ツ辻からの夜景。ベンチもあり、有名な夜景スポットみたいだ

さらに登り、一ノ峰に着いたのは入口から 60分後だった。
少し休憩した後に下りはじめる。


御劔社。夜は独特の雰囲気となる

四ツ辻に到着した後、同じ道を下ってもしょうがないと思い御幸奉拝所へ。
そこから北に抜けようと進むと、夜景の綺麗な場所が。隠れスポットだな。

林道を歩いて、東福寺の近くに出た。

京都駅に行くには鳥羽街道駅か東福寺駅からになるが、バスの1日乗車券が勿体なく
東福寺バス停から京都駅に移動する。

20時頃に京都駅に到着、とりあえず土産を少し購入する。
京都駅の構造が変わってる様なので、少し散策してみる。


京都駅のツリー。階段状の大胆な作りになってる

屋上から夜景を見たあと、駅の上を歩ける空中回廊というのを歩いてみた。
うーん、昼の方が見晴らしが良くて良いのかも。

21時過ぎに、夕飯を食うべくラーメン屋へ。

第一旭本店がイチオシなのだが、木曜定休日なんだよね。
深夜までやってるラーメン屋で、良さそうな所を調べておいた。


ラーメン恵比朱。あっさりとんこつ醤油、なかなか美味い

食い終わった後、深夜バス出発まで時間をつぶせる場所を探す。
喫茶店等は、基本23時閉店みたい。

しょうがないので、駅前に漫画喫茶に入った。

集合時間にバス停留所に行くと、20人ほどの人が。
深夜バス初心者なので、3列シートのトイレ付き 4500円にした。
(4列のトイレ無し 最安値2000円ってのがあった)

24時に出発し、高速道路を走る。
道中 GoogleMapで見てた感じだと、名神→新名神→新東名ってルートだった。

シートはリクライニング出来るし、フットレストもあってゆったりな印象。
かなり歩き疲れて酒も入ってたので、すぐ寝ると思ってたんだが寝付けず・・・。

電車と同じく、30〜60分ぐらいの眠りで頻繁に起きる感じだった。
うーむ、深夜バスって厳しいのね。


初の深夜バス(海老名SAにて)。SAには、深夜バスが20台ぐらい停まってた

海老名SAで休憩後、都内に入る。
首都高 用賀あたりから混み始め、TDLに到着したのは8:40頃だった(50分遅れ)

平日なのに人が多いな〜とディズニーランドを横目に、舞浜駅から電車で帰宅。


初めて行った秋の京都、ピークの少し前だったけど景色は素晴らしかった。
天候や太陽の向きで今ひとつだった場所もあり、事前調査不足は否めないが。

川下りや夜の伏見稲荷は、京都ならではと思うので行っておいて損は無いと思う。
社寺に紅葉は非常に映えるし、中庭の池は橋とも綺麗な景色になる。

けど、その辺は晴天&紅葉ピークの鎌倉でも満足できそうだ。
次に秋の京都へ行くときは、ライトアップしてる時期にが良いかなと思う。

毎度の事ながら、歩きすぎて足が痛い。登山が想定外すぎた。
そして、深夜バスはもういい・・・。


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