JR東日本のサービス、どこかにビューン！を使って山形に行ってきた。

どこかにビューン！は、ランダムで4つの駅から1つが選ばれ、格安で新幹線旅行に行けるJR東のサービス。
車に乗る機会を増やそうと思ってたので、電車＆レンタカーの旅行って良さそうだなと。

VIEWスイカのキャンペーン情報で知り、1度使ってみようかなと思って試すことにした。
支払いはVIEWポイントのみだが、余ってる状態なので問題なし。

申し込みは1週間前まで、日程と時間帯を指定する必要がある。

日程は6/8～9の1泊2日で、時間帯の指定は
出発は最早の 6:00～9:59、到着は１つ前の 17:00～19:59 とした。

群馬と青森の駅が出たら振り直して、山形・仙台・越後湯沢・長野の4駅で申し込んだ。
（群馬は近すぎ、逆に青森は１泊旅行として遠すぎるため）

候補地の場所4つ。それなりに遠い

申し込みから数時間で結果メール到着、山形駅に決まった。
東京駅を 9:48発、山形駅 15:03で帰るので、現地滞在は 14.5時間と少し短い感じ。

越後湯沢なら奥只見湖、長野なら野沢温泉に行こうと思ってたところ、山形はプラン無し。
慌てて行きたいところを検索すると以下あたり。
・銀山温泉
・蔵王トレッキング
・加茂水族館
・出羽三山（羽黒山、月山、湯殿山）
・最上川舟下り
・白鷹ヤナ公園 あゆ茶屋
・山寺

場所が分散しててきつい・・・。
とりあえず温泉かなと、１人でも泊まれる温泉宿を探すと肘折温泉が良さそうだった。
目的地を決めて、舟下り・宿・レンタカーを予約した。

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６／８（土）晴れ

早く寝れたこともあり、６時過ぎに起きてしまう。
旅行の準備して、シャワーを浴びて予定より90分早く家を出る。

自宅で朝食の予定だったが、新小岩の吉野家で朝定食、牛小鉢美味い。
東京駅に移動、駅弁を物色する。やっぱ高いなあ。

新幹線で軽い昼飯と思ってたので、コンビニでおにぎりを調達する。

今年デビューの山形新幹線E8系

1年ぶりの山形新幹線（MotoGP観戦時に使用）、新型が来た。

シートは座りやすいんだけど、窓が小さいのがいまいち。
コンセントが無いのかと思いきや、肘掛の下にあった。

到着後に運転するのでビール飲めないし、運転中はコーヒーを飲みたいので
カフェイン無いルイボスティーにした。

隣に子供連れが乗っていたんだが、大宮駅でブッキングしてた。
間違えて1本前の新幹線に乗ってたとか。そんな事あるんだな。

12分後にも山形新幹線で新庄行きがあるので、確かに間違えるかも。
そそくさと片づけて、別の車両に移動していった。

90分ほどで福島に到着、既に電車飽きたよ。

ここで新幹線の切り離しがあるんだけど、山形新幹線の乗客は見学が出来ないアナウンスあり。
ちょっと笑った、置いて行かれる人が居るんだろな・・・。

山形の田園風景。米沢あたり

米沢を過ぎて田園風景になると、景色見るのも良いなと。
12時過ぎたので、おにぎりを食べながら。

斜面にビニールハウス、ぶどう畑らしい

12:30に山形駅に到着、駅構内でトイレを済ませてコーヒーを購入。
駅前のレンタカー屋に向かう。

今回の車、ヤリス

コンパクトカーの車種お任せプランにしていたが、今回はヤリスだった。
ヤリス・パッソ・ルーミーの3択だったので、当たりだと思う。

事前に調べておいた電話番号でナビを設定する。
MotoGPの時に名前検索で手間取ったので、その教訓が生きる。

オーディオは、ラジオとBluetooth接続だけだった。
今回はFMトランスミッターを持ってきたので、ラジオを設定する。

13時にレンタカー屋を出発、山形中央ICから高速道路へ。
ルーミーに比べてキビキビ走って良い感じだ。

片側1車線の高速で、2車線ゾーンに来るけど追い越す気しない。
あまりパワー無いし、90㎞出てれば満足って感じの車だな。

尾花沢ICで降りて、下道を走る。
前の車が50㎞で遅かったが、あまりストレスなく大正ろまん館に到着した。

ここからはシャトルバス、ちょうど来てたので乗り込む。

銀山温泉、レトロな温泉宿が並ぶ

温泉街は小さく、川沿いの片側に車がやっと1台通れる幅しかない。
山奥の秘境温泉街って感じが良い。

橋にある足湯

観光客はそれなりに多い、さすが有名観光地って感じ。
温泉街は飲食店と土産屋ぐらいしかなく、建物以外は見どころが少なく思えた。

銀山温泉の風景。ど真ん中に川が流れる

温泉街を突き抜けて、奥の公園へ。
少し広くなってて大きな滝が。

白糸の滝。そこそこ観光客が来ている

滝の先にあるハイキングコースへ、観光客は激減する。
コンクリートの整備された道だが、そこそこアップダウンあり。

銀山温泉の名前の通り、銀山跡がある。

銀鉱山の坑道跡。整備されている

坑道はさすが山の中、めちゃ涼しい。
焼き掘りという手法で銀を取ってた様で、壁面が黒く焼けている。

坑道は2つあるのだが、1つは落盤で閉鎖されていたのは残念。
1つ目も鉄の通路なので、何時かは朽ちてしまいそう。

ハイキングの後は風呂ってことで、共同浴場に向かう。
500円と有料だけに、狭いながら脱衣場やシャンプーがある。

共同浴場、しろがねの湯

３人しか入れない感じで人数制限してるが、ちょうど先客が出て
貸し切り状態で入れた。

少し白く濁った湯で、少し熱めの良い湯だった。
風呂上りに、名物のカレーパンとパイナップルソーダで涼む。

バスで大正ロマン館に戻り、車で肘折温泉を目指す。
冷蔵庫が無いという前情報だったので、コンビニで氷BOXを買って行く。

距離優先ルートで少し狭い山道も走ったけど、コンパクトなので走りやすい。
ルーミーに比べると、コーナーも安定しててヤリス良い車だ。

R458を登って冬季通行止めの看板を横目に、肘折温泉方面へ。
途中に四ケ村の棚田の看板があったけど、バイクじゃないので諦める（道が狭い）

ループ橋から、肘折温泉

山の中の谷に、ひっそりと温泉街って感じ。
狭い温泉街の中を走って、宿の駐車場に到着した。

昭和な温泉街の様子

17時過ぎに宿に到着。
夕飯は18時が基本ということで、急いで風呂に入る。

源泉が2つあって、浴槽が2つ。
大きな浴槽はちょうどいい湯加減、小さい方は熱くてちょっとだけ入った。

19時からバレーボールと思いきや、放送してないし・・・。
田舎なので仕方ない感じだ。

山菜中心の夕飯に馬刺しを追加。瓶ビールと共に

WI-FI無いという前情報だったけど、普通にあって使えた。
アマプラで動画を観てたけど、銀山温泉で買った日本酒を飲んだら撃沈。

夜中に起きて温泉に入ってから就寝。

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○ 今日の宿「肘折温泉 亀屋旅館」2食付き：13650円

昭和の雰囲気が漂う温泉街にある、古い温泉宿
冷蔵庫が無いのは不便。エアコンはあった

駐輪　：宿の平面駐車場
ネット：WI-FI

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６／９（日）晴れ

６時過ぎに起床、朝風呂に入る。
大きい浴槽が適温で入りやすい。

朝食まで時間があるので、温泉街を散策。
まずは、川の上流の源泉へ。

温泉街上流の砂防ダム。左の湯気は源泉

川で釣りをしてる人が居たけど、岩魚とか獲れるのかな。

温泉の中心に戻り朝市へ。

野菜が中心で、手作りぽい味噌なども売ってる。

毎日やってるという事で、地元の人向けのウェイトが大きいのかも。
土産屋で日本酒を買うか迷いまくるが、新幹線の荷物が重くなるのでやめた。

宿に戻って旅館ぽい朝食、ニラのおひたしが美味しかった。
少し早い8時過ぎにチェックアウトして、ナビを設定すると県道57は通行止めの表示。

冬季閉鎖は終わってるし、GoogleMapだと通行止めになってないので強行する事に。
けど、郵便局を超えて右折したら「戸沢へ通過不可」の看板があったのでUターンした。
（帰宅後に調べると、崖崩れで通行止めだった）

来た道のR458を走って最上川沿いまで。
出航時間まで時間余りまくりなので、道の駅とざわ 高麗館で少し休憩する。

日韓友好のテーマパークらしく、韓国っぽい建物に韓国食堂や土産屋があった。
そこには、韓国の食品とか韓流スターのグッズが売ってた。
とりあえず、飲み物だけ購入。

舟下りの受付は、歴史っぽい建物

出航の35分前に受付を済ませる。
トイレに行って、売店で くじら餅を購入した。

出航の5分前ぐらいにアナウンスがあり、船着き場へ移動する。
9:50出航、朝市の便になる。

舟は両サイドに席があって、真ん中にテーブルがあるタイプ。
43人乗りとあったけど、乗客は15人ぐらいで余裕のスカスカだった。

舟の予約フォームには弁当の予約もあったので、食べながら船を下るのかと思ってたが
誰もテーブルに出さず、自分だけ くじら餅とコーヒーを出してたり・・・。

くじら餅は、もちっとした食感でゆべしみたく美味かった。

船頭が話や歌で盛り上げ、変わりゆく景色を見る

川幅は広く、基本的に流れは穏やか。
一部狭い場所があって、そこは流れが速くなる。

川の上は風が涼しく快適で、景色を見ながら船頭の話を聞き
飲み食いして贅沢な時間を過ごす。

後半のハイライト、白糸の滝

50分ほどで川下の船着き場に到着する。
もちろん土産屋になってて、バスの時間までの10分で散財を狙う。

色々と見てまわるも特に買うものは無く、バスで移動する。

車に戻り、高速道路を使って山形駅まで1時間ほど走る。
慣れてきたので高速道路の追い越しでフル加速したけど、高速域は伸びが無い。

予定の30分ほど前に到着して車を返却、走行距離は 214kmだった。
高速を使った事もあり、それなりに走ったと思う。

駅のコインロッカーに荷物を預ける。
よし、これで酒が飲めるぞ！

まずは駅前にある高層ビル、霞城セントラルの展望台へ。
この辺で最も高いだけに、山形駅周辺が一望できる。

歩いて山形城跡へ。
発掘が進んで展示が少し変わってるみたいだ。

6年前に来た時に渡れなかった橋

日曜だからか、門櫓を開放してたので内部を見学する。

山形城二ノ丸東大手門櫓の内部。色々と展示してある

13時過ぎて腹が減りまくりなので、ラーメン屋を検索して入る。
山之助で、ネギ味噌チャーシュー麺を注文した。

でかい炙りチャーシューが4枚と肉の主張が大きい。
ガッツリ美味しいラーメンだった。

少し歩いて文翔館へ。
洋館で内部を無料公開しており、るろうに剣心の撮影にも使われたらしい建物。

山形県郷土館「文翔館」

3階まで順路があって見ごたえがあり、紅の蔵にも寄ろうと思ってたけど
疲れたのでループバスで山形駅に戻った。

駅ビルの土産屋で、帰りの新幹線で飲む酒や自分用の土産を購入する。

山形はサラミが有名みたいだ。
さくらんぼパックが売ってたけど、そんなに好きじゃないので買わず。

帰路。さくらんぼALE美味しい

早々にビールを2本空けて、福島あたりからはウトウトしながら。

18時前に東京駅に到着、夕飯用に今半弁当を購入して帰宅した。

楽しかった山形電車旅、計画からの わくわくが長かったのも良かった。
行ってみたかった銀山温泉には行けたし、川下りも良かった。

車の運転がそこそこ出来たのも良かった。
1.5車線ぐらいの山道を走って自信がついた。狭路で離合は無かったけど。

車なので色々と持参したけど、持って行って正解なものが多かった。
FMトランスミッターを準備したけど、これが無ければ音楽をかけれなかった。

カーナビ用に電話番号をメモしておいたが、設定が早くて良かった。
iPhone＋GoogleMapも考えてたけど、電波が届かないが多いから。

そして、マグカップを持参したのも良かった。
宿ではドリップバッグのコーヒーを湯飲みに淹れるが、やはりマグカップの方が良いね。

JREポイントは余ってるので、年内にもう1回ビューン旅やろうと思う。

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