2025年6月22日 : 野沢温泉ツーリング ( 5.旅行・遊び )

梅雨入りしたけど今年は猛暑の6月、房総半島へソロキャンプに行くか迷ってたけど
30度を超える予報だったのでツーリングに切り替える。

何気なく野沢温泉の宿を検索すると良く泊まってた宿が空いていた。
それならと、去年に作ったけど行けなかった野沢温泉ツーリングプランを実行に移すぞ。

色々と調べて宿は別の所にしたけど、久しぶりに2万以上の温泉宿なので楽しみだ。

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6/21(土)晴れ

5時に起床、夏至ということで既に外は明るい。
予定より早いが準備を始め、30分ほど前倒しの6時過ぎに出発。

メッシュジャケットの夏装備にジーンズ、念のためウインドブレーカー持参。
早朝でも混雑する首都高を抜けて、川口JCTから東北道に入る。

早朝でメッシュがちょうど良い感じ、昼は暑いだろうな・・・。
久喜JCTから圏央道に入って関越方面へ。

このルートを初めて使うが、そこそこ車が多い。
外環を使うと別料金になるので、このルートで関越に行く首都高ユーザは多いんだろうな。
距離的に10kmも変わらないし。

関越に入って、高坂SAを通過する。
みたらしコッペ食べたかったんだが、8時開店なので今回は断念した。

7時過ぎに嵐山PAで最初の休憩とする。


バイク多めの週末PA。曇り空で助かる

売店にパンとコーヒーで良いかと思いつつ、食堂のメニューを見てると
コロッケ蕎麦が良さそうなので注文。


はみだしコロッケそば 1000円

しっかりサクサクのコロッケは単体でも美味しく、つゆに浸してずぶずぶにして2度美味しい。
見た目通りボリュームありすぎて、ちょと腹がきつくなったけど。

腹一杯で出発、藤岡JCTからは混雑が解消されてペースアップ。
赤城高原あたりから涼しくなって、さらに快適に。

谷川岳PAで2度目の休憩。
気になってたので寄ってみたけど、新しいけど特に変わったものは無いかな。
ガスってて谷川岳は見えなかったし。

関越トンネルを抜けて新潟へ、越後湯沢で既に暑い・・・。(群馬の方が涼しかった)
塩沢石打ICで降りて下道へ。

県道76から県道334、県道528と繋いでいく。
最初のポイント、中手の名水に到着。


冷たくて美味しい水だ。滝の紹介パネルがある

県道ルートに寄せるためのナビ中継ポイントでしかないけど、最近は天然水を汲んで
宿で飲むのがマイブームになってるので、水筒に水を汲む。


良い感じの田舎道

R253でトンネルを抜けた後、まつだい駅前を通過してR403へ。
車が少なくて快適だ。

10時前に、星峠の棚田に到着した。
十日町市に点在する棚田の中でも最も人気がある棚田だそうだ。


星峠の棚田。大山千枚田に比べて1つ1つが大きい

展望台から眺める、めちゃ大きい。
これぐらい大きいと、機械を使ってるのかな。

そこそこ有名観光地なのか、自分の他に観光客が車2台いた。
募金箱があったので、小銭を入れておく。

山道を走って次の棚田へ移動。
この辺の県道は1.5車線ほどと走りやすく、空いてて快適な感じ。


大月の棚田。米!

10時半頃、大月の棚田に到着した。
日陰にバイクを停めて一休み。こっちはマイナーなのか誰も居ない。

既に夏な暑さなのだが、これから高田の市街地に降りていくのだ。
40分ほど走って高田城址公園に到着する。

極楽橋の前にある第3駐車場へ。
日陰にバイクを停める、さすがに暑すぎる。

高田城は平城で、内堀と三重櫓が残っている。
本丸御殿は中学校になっていて、鯛区間や陸上競技場などが入っている。

高岡城跡もそんな感じだった様な。
城跡は軍事施設になり、その後に公共施設になるパターンが多く見える。

スタンプが置いてある無料休憩所が冷房効いてたので、しばらく休憩する。
夏ツーリングでは、体を冷やす事が重要なのだ。


三重櫓。木造建築による復元

入場料 310円、内部は資料を展示してあり、最上階からの景色はそこそこ。
冷房は聞いてないけど、風が入ってきて涼しかった。

観終わって12時過ぎ、予定では昼食なんだけど腹が減ってない。
なので、次の城跡へ移動する。


さすが越後、上杉謙信の単管バリケード

12時半に鮫ヶ尾城の駐車場に到着する。
とりあえず、遊歩道を登って斐太歴史の里 総合案内所へ。

パンフにスタンプをもらって、水分補給しつつ休憩する。
休憩所スタッフ曰く、外は32度だとか。
この日はフェーン現象もあって、北陸は今年一番の暑さだったらしい。

天守まで登山往復1時間が必要なんだけど、暑すぎなのでやめる事にする。
涼しい時期に、近くに来るタイミングがあれば登ろうかな。


斐太歴史の里。丘の上にある

せっかくなので、周辺の遊歩道を少し散策。竪穴式住居などが野外に展示してある。
中に入ってみたが、地面の温度がダイレクトに来るからか少し涼しい。

駐車場に戻って、13時過ぎに出発する。
市街地を抜け、途中セブンイレブンで昼食代わりのおやつを購入する。

県道95に入り関田峠へ向かう。

GoogleMapだと通行止めなんだけど、6月前半に開通しているのをTwitterで確認済み。
道が崩れている個所があって冬季閉鎖明けが遅れたけど、片側交互通行で開通とあった。

GoogleMapの通行止め情報は参考情報として優秀なんだが、やはり公式(県や市)の発表や
Twitter等の口コミを確認するのが必須な感じ。

関田峠の県道95は、一部で道が荒れてるけど車が少なく快適に走れる。
高度を上げていくと、涼しくなっていく。

ここは2012年の帰省時に走っており、その時は紅葉が美しかった記憶。

峠道の途中に、浅間山荘事件の鉄球を展示という看板を見て寄ることに。


こんな看板見たら、寄らずにいられなかった

砂利駐車場にバイクを停めて少し歩くと、実際に使った鉄球と撮影用の鉄球が展示してあった。
かなりマイナー観光地だけどいいね。


雪の影響か谷側が落ちてる個所が多数あった

14時過ぎに関田峠に到着、駐車スペースは空いてるけど日陰のベンチが無い。
日陰ベンチを求めて山を下る事にする。

展望台があったが炎天下の下で、少し走ったチェーン着脱場に日陰があったので休憩する。
日陰に風が吹くと十分に涼しい。

セブンイレブンで購入した冷凍スイーツいまいち、素直にアイス買うんだった。
チェックインには早いので、ちょっと長めに休憩してから出発する。

県道116で山を降りて川を渡り、県道353で野沢温泉へ。
市街地を抜けて、六軒清水という名水に寄る。

ここの水も冷たくて美味しい。

最初に汲んだ中手の名水は、既に残り少なかったので
破棄して冷たい水を汲みなおす。

15時過ぎに宿に到着、チェックイン早すぎだろう。

部屋に入ると冷房が効いてて最高。到着予定18時だったのに嬉しい誤算。
(バイクの駐輪場所を聞いた時に、ダッシュで付けに行ったのかもだが)

少し休憩した後、外湯へ出かける。
野沢温泉といえば外湯、暑すぎる風呂に入るのだ。

行ってない外湯は残り4つ、今回は 中尾の湯へ向かう。
中心地から少し離れて行きにくいのだが、徒歩10分の距離。
時間はあるので、ゆっくり行くかなと。


中尾の湯。共同浴場中で最も大きな湯屋建築

ここは温度の違う2つの浴槽があるみたい。
ぬるい方しか入れないと思う。

桶に水を加えたかけ湯で体をならし、いざ浴槽へ。
めちゃ暑すぎ、さすが野沢温泉。

1分ほど入って外に出てを繰り返して終了。
さすが野沢温泉って感じ、堪能した。

脱衣所で服を着ていると、ロッカーのトゲが指に刺さってしまう。
簡単に取れそうにないので、宿に戻ることに。

コンビニでビールとチューハイを調達し、宿に戻ってヴィクトリーノックスで試行錯誤
なんとかトゲが抜けて一安心。

ビールを飲んで少し休んだ後、夕飯前に宿の風呂へ。
体を洗ってから入浴、こっちは熱めだが長く入れて良い感じ。


旅館飯(懐石)。品数が多くて、酒がすすむ

刺身は鰆とタコ、美味しかった。
牛肉のホワイトシチューは微妙な感じ。
茶わん蒸し、天ぷらは熱々で。

ビールの次は日本酒、水尾 辛口吟醸。
氷入りの徳利に入ってきて、すっきり吟醸を楽しむ。

野沢菜は大好きな事もあり、どこの宿でも美味しい。
有料のつもりでおかわり頼んだが、無料だったのは嬉しい。

ご飯と味噌汁で〆て、デザートは団子だった。

食事会場で食べてるのは、自分以外はカップル1組だけだったが
この少なさで大丈夫なのか少し心配になった。
(部屋食オプションあるっぽいので、家族連れは部屋にいるのかも)

部屋に戻ってテレビ見つつ横になってたら寝てて、20時過ぎてた。
たけのこ祭りをやってるので、急いで支度して見に行く。


屋台が多数でており、飲食系がメインだった

一般的なたけのこではなく、根曲がり竹という姫竹みたいな細いヤツ。
この辺で採れるみたい。

宿で飯をたらふく食べたので、おにぎりとかピザとか売ってたけど食えないよね。
生ビールとかもあったが、酒も十分な感じだし雰囲気だけ見て終了。

そのまま、熊の手洗い湯裏へ移動する。蛍が出る場所があるのだ。
ピークは7月前半らしいけど、今の時期でも2~3匹は見れるとのこと。

既に見に来てた人が数人、明かりを消して目を凝らすと光ってる点が。
撮影に挑戦するが、飛んでるタイミングは撮れず。

5~6匹ほど居たと思う。
次に来るときは7月前半が良いかもしれない。梅雨時なので難しいけどね。

宿に戻って飲み直し、就寝前に夜風呂へ。
外湯は23時まで空いているんだけど、暑すぎて浸かれないで宿の風呂へ。

アニメを観たりした後に就寝。

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○ 今日の宿「朝日屋旅館」2食付き:22425円(割引あり)

野沢温泉の中心部にある温泉旅館。野沢菜が美味い

駐輪 :ガレージ
ネット:WI-FI

走行距離 382km

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6/22(日)晴れ

6:30に起床、まずは宿の風呂へ。
外湯も良いんだけど、朝は人が少なくて熱すぎるんだよね。

朝食前に朝市に出かける。野沢温泉の楽しみだ。


人が増えている朝市。日曜開催

朝市は2009年に行った時が、最も盛り上がってて
コロナで規模縮小を経て、少しずつ復活気味な感じ。

何時も通り、お土産の野沢菜を3袋購入する。
冷凍おやきを買うか迷うんだけど、家に着くのが夕方だしなあ。


宿の朝食。温泉卵、湯豆腐、焼売など

宿に戻って朝食、食事処には3組しかいない。
食後にコーヒー飲んで一息つく。

部屋に戻って歯磨きとトイレの後に荷物をまとめ、
9時前にチェックアウト。

まずは近くにある名水、八幡清水へ。
野沢温泉街には、3つの湧き水があって2つめ。


水筒に水を詰める。賽銭を少し

昨日の六軒清水は宿で飲んだので、空の水筒に水を入れる。
これは持ち帰って、家でコーヒーでも淹れよう。

温泉街からスキー場を抜けて、奥志賀スーパー林道(県道502 奥志賀公園栄線)へ。
時間が早いこともあって、まだ暑くないのは助かる。


温泉街を眼下に臨む夕日ポイント

ここから50kmほど山の中を走っていく。
上ノ平ピクニックガーデンあたりに行くと、たけのこ取りの許可証販売を行っていた。
そこら中に、たけのこ取るなら権利証を購入しろと看板が。

竹林なんて無いなと思いながら走ってたけど、たけのこ祭りで出してた根曲がり竹かと。
道路脇に車を停めて、森の中に入ってる人を散見したので、それなりに需要があるっぽい。

最初は狭いワインディングが中心で、中盤からストレートが増えてきて速度アップな感じ。
森の中だけに涼しい。


延々と森の中を走る。道は整備されてて快適

長丁場なので、1時間ほど走ったところにあった橋で休憩する。
水分補給しつつ、川の流れを眺める。

県道502が終わって、次は県道471へ。
スキー場の中を走っていく感じで、路面いまいちだが道幅は広い。

R292に入り、渋峠を過ぎて11時前に国道最高地点に到着した。
長野側から来る車が少ないのか、混んでる対向車線に比べて快適だった。


久しぶりに来た。涼しくて気持ちいい(虫は多い)

今日は視界が開けており、芳ヶ平湿原、そして草津の町まで良く見えた。
観光客も多くて、ひっきりなしに車やバイクや自転車が来ていた。


視界良好。遠くまで見えた

路上温度計は19度、さすがに涼しい。
長めに休憩した後、涼しさが名残惜しいが下山する。

万座ハイウェーか草津経由かルートを迷うが、まだ時間が早いので
それほど混んでないだろうと草津経由を選択した。
(万座ハイウェー高いんだもん)

予想通り、あまり混雑ないまま山を下って草津町へ。
草津交差点前のセブンイレブンで休憩する。

甘いものが食べたい気がしたので、シュークリームで糖分補給。
R292からR145へ、バイパス道路で八ッ場ダムの近くを抜けていく。

終点の厚田ICから県道28 裏榛名へ。
この道は路面が良くて車が少なく、登坂車線が多くて抜きやすい最高の道だと思う。
(ただ、表側の道が良くないのがね)

30分ほどで榛名湖へ、ここは涼しくて良い。
少し休憩と思ったけど、良さそうなベンチが無くて下山する事に。

県道28を選択、最初は狭い道で走りにくく、車を追い越すのが面倒な道。
後半は真っすぐな道になって快適。

13時過ぎにシャンゴ本店に到着する。
駐車場にバイクを停めてトップケースから保冷バックを取り出す。
閉めようとしたら変な感じに引っかかり、外すのに苦戦して数分ロスした。

店に入ると5組ほど待ってる感じ。
名前を書いてから荷物を取るべきだったなと思いつつ、冷房が効いてる玄関で待つ。

15分ほどで店内へ。来るのは1年半ぶりだ。

2週前にシャンゴ風を食べてるし、ミートソースとベスビオソースは買って帰るので
今回はナポリタンを注文した。そして肉料理のカチャトラ。
パスタはSにするか迷ってたけど、大は小を兼ねるということでMにした(意味不明)。

すぐにナポリタンが到着、濃厚で美味い、そして量が減らない。


鶏肉とキノコにブラウンソース・チーズを掛けて焼いたもの

カチャトラも濃厚で美味しく、鶏もも肉が1枚とボリュームありすぎ。

ナポリタンにカチャトラのソースかけたりして食べてたが、途中で食いきれないと悟る。
どちらも味が濃すぎるのが辛いっぽい。

ナポリタンは完食して、カチャトラは少し残した。(肉とキノコはほとんど食べた)
もうフードファイターは引退だな・・・と思ったとか。

会計にてパスタソースを6つ購入、持参した保冷バックに詰め込む。
これで1年ほど持つだろう。

14時過ぎに店を出て、近くで給油して高崎ICへ向かう。
市街地を低速走行してると、水温100超えてファンから熱風が来て辛すぎ。

関越は順調に流れており、往路と同じく圏央道で東北道へスライドする。
家まで一気走りの予定だったが、暑さからか集中力が切れてきたと感じたので蓮田SAに寄る。
何か冷たいものって事で、ソフトクリームを食いつつ店内で体を冷やす。

しばらく休んでから出発、集中力が戻った。夏は体を冷やすの大事だね。
東北道から首都高に入ると、荒川沿いだからか涼しくなって快適に。
平井大橋ICで降りて、寄り道せず16時半過ぎに帰宅。

走行距離 305km


2021から3年連続で行ってた野沢温泉、去年は行けなかったが今年は行けて良かった。
初日はとにかく暑く、帰りは避暑地を通ったので高崎までは快適だった。

去年に作ったプランそのままで、駅メモでほくほく線攻略しつつ棚田2つと城跡2つを観光。
帰りは森の景色と涼しさを堪能し、シャンゴ冷凍ソースのお土産を確保できた。

野沢温泉は好きなので、来年もチャンスがあれば訪れたいと思う。

6度目の野沢温泉、13ある外湯の10に入った。残り3湯!
2009:大湯、新田の湯
2012:麻釜の湯
2021:熊の手洗湯、河原湯
2022:真湯、上寺湯、松葉の湯
2023:大湯、秋葉の湯
2025:中尾の湯
※ 残り:滝の湯、十王堂の湯、横落の湯。60歳までに全制覇が目標だな

総走行距離 687.2km


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