初の海外ツーリングは台湾！ 2ヶ月ぶりのツーリングで楽しみだ。

プランは以下で、台湾北部をぐるっと回る感じにした。
10:00-11:00 台北駅→小油坑 (22km 35分)
11:00-12:30 小油坑→野柳公園 (26km 35分) 昼食含む
12:30-13:30 野柳公園→富貴角 (26km 38分)
13:30-15:00 富貴角→情人橋 (23km 43分)
15:00-16:00 情人橋→台北駅 (26km 43分)
※ 距離と時間はGoogleMapによるもの

なかなかのツーリング日和、陽明山と海岸線が俺を待つ！

今日は待望だったツーリングのはずが、のんびり週末の朝で・・・。
かなり遅れて家を出て、台北駅に11:30到着とうダメさ。

朝食も食べず、とりあえずレンタルバイク屋へ向かう。

台北駅、北口を出て斜め。宝くじ売場と同じ店舗で経営

とりあえず入って、日本後＆英語で挨拶する。
それなりに外国人が来るみたいで、片言の英語で対応してくれた。

まずは、ライセンス？と聞かれたので、翻訳運転免許証を見せる。
すると、隣の7-11でコピーしてくれと言われる。

7-11のコピー機、自分じゃコピー出来ないタイプっぽい。（金を入れる場所ないし）
店員に「コピー、コピー」と言って、印刷してもらう。2枚で16円ほど。
（日本から行く人は、事前コピーが楽でしょう。2枚とも必要）

書類に記載した後、拇印を何カ所か押す。（印鑑持参が良いかも）
レンタル費用は1日で3200円、日本の運転免許を預ける。（バイク返却時に帰ってくる）

奥が車庫になっており、バイクを取りに行く。

ヘルメットが壁に20個ほど掛かっており、好きなの選べる感じだった。
自分は持参したので使わずだが、半キャップが多かった印象。

一通りの操作を聞いて、手続き終了となった。
既に11:50で予定から約2時間ほど押してるけど、何とかなるでしょ。

レンタルしたバイク。三陽(SYM)のGT 125 Superという車種らしい

総走行距離は 3200kmほど。なかなか程度が良さそうでラッキーだ。

ガソリンは半分ほど入ってる。陽明山を超えたら給油で良いかな。
（満タン返しじゃないので、入ってる量は運次第らしい）

まずは市街地を抜けるべく、北に向かって走り出す。
が、交差点で右折していきなり逆走したり・・・。

うーむ、直線と大型道路は良いけど、市街地の小さい交差点だと
いつもの癖で反対側に入ってしまう。

市街地で4-5回ほど逆走して、なんとか幹線道路に出て北上を続ける。

幹線道路にはバイク専用道路がある（逆に左側はバイク禁止だったりする）

125ccだが加速は鈍く、60kmぐらいからはじわっと伸びる感じ。
50ccで連続60km走行すると焼けちゃうので、耐久性＆安価で 125ccって感じかな。
（台湾のスクーターは125ccが基本みたい）

２段階左折が必要。信号の右左折指示灯は右端に並ぶ。青までのカウントダウン付き

GoogleMapを見ながら走ったが、道路標識がわかりにくい。
国道は標識があって良さそうなんだけど、地名の看板が辛い。

台北の昼は35度前後と暑いのだが、高度を上げるに従い涼しくなる。
標高は800mほどなので 5度は下がるが、体感では10度ほど低い印象。

山間部では自転車が多数走ってた。やっぱりGiantなんだろうか

山道の標識がわかりにくく、数回道を間違えて戻ったりしてタイムロス。
陽明山 小油口に到着したのは13:30だった。うーん、遅すぎ。

小油口。写真右側から出てる蒸気の勢いが半端ない

陽明山 小油口（20秒）　蒸気が勢いよく出る様子。音声あり推奨

さすがに腹が減ったので、さっさと山を下りて昼食にしたいなと。
東に向かって走り出す。

登るのに回しすぎたからか、ガソリンメータが残り１つに・・・。
山の中でガス欠だとヤバすぎる。ニュートラルで降りるとかできないし。

なるべく回さないように走って、金山という町に到着。
グーグルマップでガソリンスタンドを探す（ガソリンスタンドと入力）

近くに見つかったので、先ずはガソリン補給。聖火の看板だ。

ガソリンは92,95,98の3種ある。95がレギュラーで98がハイオクらしい

とりあえず、レンタル屋の人が張ってくれた95って書いたガムテープを指さす。
あとは、満タン＝加満（チャーマン）と言ったら通じた。ばっちりだぜ。

3.8Lほど入って420円。リッター110円ぐらいと、日本より安いね。

目に付いた中華料理屋に入る。この手の店は慣れてきた。安くて美味しい事が多い

とりあえず、指を1本立ててワン、オーケー？と聞きつつ、中で食う＝内用（めいよん）と。
空いてる席にというジェスチャー受けて座る。
（日本人的に店員に聞いて座るけど、聞かなくても良い文化に見える）

とりあえず、豚入り麺と豚チャーハンを注文する。
（注文はマークシート的な感じで、注文票に記載するタイプ）

店主が注文を見て、2つだけど良いのか？とか聞いてきたので
いいんだよ。2つ食うんだとジェスチャー混じりで返す。

えーっと、思いっきり麺と麺ですね・・・。どちらも美味いよ、各200円

麺と飯で分かれてると思いきや、湯と焼で分けてたみたい。
鶏飯や牛チャーハンに囲まれてたので、豚チャーハンと思ったら・・・。

やっぱ、店主の忠告を聞いて確認すべきだったか。

14:40に店を出て、海岸線を南下する。海沿いの道は気持ちいいね。

野柳地質公園、遊歩道に人だかり。奇石や地層が多数ある自然公園

公園に到着、中に入るには320円ほど。

料金は安いけど、往復で1時間ぐらいかなりそうだった。
そして、現在15:15分・・・。

ナイトランは避けたいので、公園散策は諦めて北上する事にする。

海岸線の道。東側は山と海が近い独特の地形

金山からの海岸線沿いルートは超おすすめ。
空いてるだけでなく4車線で走りやすい。

海の綺麗さは、沖縄が勝る感じかなあ。

16:00頃、富貴角近くに到着。駐車場からは遠いので、漁港の近くに路駐する。
遊歩道を10分ほど歩くと、灯台に到着。

台湾最北端の富貴角。海岸の岩も珍しいものらしい

特に最北端の看板とかはなく、あまり観光地化されてない感じ。
灯台にも入れないし、うーん微妙かなあ。（ライダー的には端っこは重要だけど）

漁港の近くに海産物を購入＆食べれる市場があって、そっちは賑わってそうだった。

漁港近くの魚屋の生簀。イカやシャコは生きてた

海岸線を西に走って淡水へ。
情人橋という橋が有名なので、看板を探しつつ走るが無くて行き過ぎる。

淡水漁人埠頭というキーワードで探すのが正解だった。
とりあえず、バイクは駐車料無料みたく、さくっと停車。

情人橋を北側から撮影。左が大型施設、右側には色んな店が並ぶ

原住民な店。北海道のアイヌ的な感じだろうか

既に18:00近くで日が傾きつつあるが、昼食から休み少なく走ってきたのでコーヒー休憩。
台湾産のコーヒー豆が良かったが、英語が通じずジェスチャーも限界でブラックコーヒーにする。

観光名所なので、綺麗な感じに整備されている。奥は陽明山

台北駅までGoogleMapで1時間、日が沈む前に行けるがギリギリかな。
幹線道路をひたすら南下する。

帰り道の国道2号。ここは、片側で車3車線＋バイク2車線

ちなみに、道を2回間違えて無駄に橋を渡ったり・・・。
間違いに気づいても、安全な所までは流れに乗るとかは必須ですな。

市内に近づくにつれてスクーターの数が増えていく。デッドヒート！

普段のツーリングでもすり抜けするが、その技術が真に発揮される。
回りのバイクの挙動を確かめつつ、自分も急な動きをせず回りに予測させる。

そんな感じで走って、19:10にレンタル屋に戻ってきた。
なんとか明るい内に到着できた感じ。

隣の中山駅まで地下道を歩いて、三越B1の大戸屋で夕飯。
（とにかくビールが飲みたかったけど、居酒屋って少ないのだ）

大戸屋で夕飯、ビールが美味いぞ！

初の海外ツーリングだったが、事故もなく楽しく終われて良かった。
朝がおそすぎたけど、明るい内に帰ってこられたし良しとする。

走ったルート。小さいながら、北部一周って感じでオススメ！

2ヶ月ぶりにバイクで走ったけど、山間部や海岸線を流しながらバイクって楽しいよな～と再確認。
ヘルメットを購入したし、もう1回ぐらいは走ろうと思う。

次に行きたいのは台湾の国道最高所の武嶺（うーりん）かなあ。なんと、その標高は 3275mというから凄い。
観光として太魯閣峡谷とセットも良いなと思いつつ、台北から行くと250kmほどで 5時間以上かかる。

武嶺だけなら、近くまで電車かバスで移動して、そこからアタックかなあって感じ。
飯とガソリンが補給できるので、台湾国内なら何処でも走って行けそうだ（笑）

何度か逆走したりとヤバイ思いはしたけど、流れがある道路では自然に乗れて問題なかった感じ。

走ってて思ったのは、車線変更でウインカーを出す車が少ない所。（交差点は出す）
そして、バスが右ウインカーを付けたまま発車したのはびっくりした。

車の多い都市部は、回りの車両への注意を常に払って走らないと危ない印象を受けた。
1泊ツーリングも楽しそうだなと思いつつ、仕事の日々に戻ることにする。

総走行距離 163.5km

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