駅メモ遠征と城めぐりで、甲府と駿府へ行ってきた。

６時に起床して、持ち物を確認して出発。
持ち物と言っても、カメラと防寒着の他にタオルぐらいだったりする。

あずさ５１号に乗るべく新宿へ向かうのだが、中央線が少し遅れてヒヤヒヤ。
３分前に新宿駅に到着し、早足で乗換えて乗ることが出来た。

ここから甲府まで２時間ほど。もちろん指定席だ。
乗車してる客層は、登山客が3割ほどぐらいか。

特徴的な見た目のE353系。あずさ51

９時過ぎに甲府駅に到着。
バスまで時間があるので、タクシーで甲府神社へ移動する。

武田神社。入口の堀

今は神社になっているが、武田氏館跡で１００名城に登録されている。
水堀に囲まれており、石垣なども残っている。

拝殿。ちょうど七五三の季節なのか

参拝の後は宝物殿へ。
普段は行かないんだけど、観光メインだと寄りたくなる。

屏風や風林火山の旗、刀や鎧が展示してある。
小さい建物だが、本物は迫力があるので良い。

滞在は４５分ほど、１０時のバスで甲府駅に戻る。

次は甲府駅の南にある、甲府城跡（舞鶴城）へ。
天守閣は無く、石垣と櫓が幾つか復元されている。

北側の入口、内松陰門

まずは北側、稲荷櫓へ。
内部が公開されており、城の歴史などを展示してあった。

次に本丸、天守台へ。

下から天守台を臨む。なかなか高いところにあり、街を一望できる

週末だからかボランティアのガイドが居て、話しかけてきたので少し話を聞いた。
がっちりした石垣が幾重にも重なる、重厚感がある城跡で見応えがあった。

甲府城を１時間以上見て、少し早いけど昼食とする。

昼食は山梨名物のほうとうと決めていたが、甲府鳥もつ煮元祖という看板を見て
奥藤本店に行くことにした。

ほうとう、鳥もつ煮、ビールが美味い！（計２５００円）

甘辛い鳥もつはビールに合う。めちゃ美味しい。
ほうとうも食べ応えがあって美味しい。

１２頃に店を出る頃には、外には長い行列が出来ていた。

電車まで少し時間があるので土産屋を物色する。
信玄餅関連のおやつを少し買って身延線へ。

出発１０分前に改札を抜けると、始発ということもあり乗れる状態だった。
自由席はガラガラ、富士川が見える右側の席を確保する。
（左側の席は富士山が見えるけど、今日は曇りなので）

ワイドビューふじかわ。甲府と静岡を結ぶ

車窓からの景色。富士川上流

出発時は半分ぐらいの座席が空いていたのだが、下部温泉駅でそこそこ乗ってきて
２人掛けシートに誰も座ってない事は無くなった。

その後は数人ずつ増えてく感じで、富士駅でどっと降りた。

富士駅からはスイッチバックで、逆方向に走り出す。
由比周辺は海が近く、薩埵峠展望台からの富士山入り写真を思い出す。

１５時前に静岡に到着。そこから歩いて駿府城跡へ向かう。

巽櫓と東御門。街の中に外堀、内堀と残っている

中は公園になっており、高校の通学路になっているのが学生が多数通過していく。
ぐるっと一周すべく、まずは南東に向かう。

未申櫓、数億をかけて釘を使わない当時の工法で復元したらしい。

櫓の内部。床を外して天井までの木組みを見れる様になっている

壁の上を歩いて西門へ移動、天守台の発掘調査場所へ。

石垣を掘り返している工事現場を見学出来る様になっている

家康の銅像を過ぎて、紅葉山庭園へ。

小さい規模の庭園。山の模様が茶畑風なのが静岡なのか

庭園を出たら１６時過ぎ。
一回りしたので、東御門から出て県庁21階にある展望室へ。

思ったよりも海が近い。そして、平野に小さい山が点在してる。
駿府城公園も上から見下ろすことができる。

晴れていれば富士山が見えるそうだが、今日は曇りなので見えない。

その後、近くにある浅間神社へ。
だんだん暗くなりつつあるが、長い階段を上って麓山神社へ。

神社の奥にさらに道が続いていたので、景色の良いところがあるかもと登り始める。
１０分ほど歩いて、賤機山の山頂に到着。観音像があった。

山頂からの景色。中央の林が駿府城。遠くに海が見える

帰りは日が暮れて、道が見えにくくなりiPhoneのLEDを付けながら下山。
しかも雨がパラパラと降ってきたのでバスに乗ろうと思ったら、循環バスは既に終了していた。

１０分ぐらいだからと歩いて帰り、駅ビルの居酒屋へ。
ビールにおでん、サラダを注文。

静岡おでん。串がついてて、魚粉をかけて食べる

名物を味わったあと、新幹線に乗って１時間で東京へ。
静岡って近いね。

３つの城をめぐり身延線に乗る電車旅。
歴史を見て景色を見て、美味しい名物料理を食べて楽しめた。

これで１００名城は３９となった。
次は福島や長野の城に行きたいかなあ。

駅メモ的には、山梨が残り１２駅でリーチ状態に。
茨城も残り少ないので、次のコンプリートはどちらかになりそう。

ツイート